海外の送金詐欺で30万円を失った!僕がガーナ人のダニエルにまんまと騙された話

借金の体験談

どうも、海外の送金詐欺に引っかかり、30万円を失ったTAKUMAです。

突然ですが、皆さんは

シリア紛争地帯で働くアメリカ人傭兵と友人になり、

彼からの紹介でガーナ人から保険金1億3500万あげると言われ

やっぱりトラブルが起きたからガーナ人弁護士の費用40万払えと脅された事はありますか?

※ 画像はイメージです

詐欺に引っかかる方の大半は、

「そんな詐欺に引っかかる訳が無い」

思うでしょう。

しかし、これが意外にも引っかかる人が大変多いのが現状なんです。

アメリカ人の傭兵だろうとガーナ人だろうと、1億3000万という驚天動地なお金あげる詐欺であろうと、関係ない。

人は特定の条件が揃うと、それを信じてお金を払ってしまうのです。

ちなみに、日本の詐欺被害総額は約390.3億円と言われています(警察資料より)

僕も、海外の送金詐欺(米国人傭兵とガーナ人タッグによる保険金詐欺)に引っかかり約30万円の損失をこうむり、計画していたイタリア語学留学を諦める形になってしまいました。

もちろん、失ったお金は戻ってきません。

今回は、そんな海外の送金詐欺のやり口について&実際に詐欺にあった時の対処方法について、僕の体験談をもとにご紹介いたします。

はじまりはInstagramでのやりとり

最近は、インスタグラマーと呼ばれる職業があるぐらい大変ユーザーが多いInstagramですが、発端はこのInstagramからのメッセージでした。

最初は、アンダーソンと名のつく見知らぬアメリカ人の方から

「君の写真は綺麗で素晴らしいですね!」

とメッセージが送られてきた事です。

自分の写真を褒められて少し気を許してしまい、その後も何回かやりとりを続けていたのですが、ある日「ビジネスをやってみないか?」と誘われました。

アンダーソン「Instagramじゃやりとりがしづらいから、もし良かったらWhats Appって言われるアプリでやりとりをしないか?」

僕「(Whats Appってなんだ!?)良いですよ!」

・Whats APP(ワッツアップ)とは?

米国のメッセージアプリ。日本で言うLINEみたいなもの。

アプリ自体はLINEと同じく無害なメッセージアプリだが、便利であるが故に、詐欺グループに使われる事もしばしば…。

その後は、Whats Appをダウンロードし、そこでやりとりをすることになりました。

Whats Appに移行したあとは、数日間、何気ない日常の会話をしました。

アンダーソンは今現在、紛争が行われているシリアの支援部隊として活動している…という話を聞かされて、大変感心していました。

これが『ガーナの埋蔵金をエサにした海外送金詐欺』の始まりだったとは、思いもしませんでしたよ。

(この時点では

Mr アンダーソンからビジネスを持ちかけられる

数日が経ち、今度はビジネスの話を本格的にアンダーソンから持ちかけられました。

アンダーソン「ビジネスの話なんだが、友人のガーナに住んでいるガーナ銀行の支店長【ダニエル】を紹介したいからGoogleアドレスを教えてくれ」

僕「(Gmailぐらいだったらいいか)良いですよ!」

この時点では、もうすでに何回もアンダーソンとやりとりをしていたので、ある程度、信頼関係が出来上がっていました。

そのため、なんの抵抗もなく個人のメールアドレスを教えてしまったんです。

詐欺における信頼関係について

海外送金詐欺の場合、詐欺師は何日もかけてターゲットとの信頼関係を築くケースが多い。

高齢者を狙ったオレオレ詐欺と違い、個人に合わせたアプローチを取ってくるので見抜くのが難しい。

相手が外国人だから文化・価値観が違う…という先入観がある事も、違和感を覚えづらい原因になっている。

――

数日後、ガーナ銀行の支店長「ダニエル」から直接Googleメールに連絡があり、以下のような文章が送られてきました。

ガーナ銀行支店長のダニエル

「ガーナで亡くなった日本人のSさんの遺族金(死亡保険金みたいなもの)が125万ドル(約1億3,000万円!)僕の銀行に眠っているから、あなたを親戚として登録して、あなたの口座に振り込みます。あなたの報酬は全体の35%です。」

普通だったら、(そんなうまい話があるわけがない)と一発で見抜けるはずでした。

しかし、この時ばかりはイタリアへの語学留学を控えていたため、目の前のお金に目が眩んで返信してしまい、そのまま日本での送金受け取りの手続きを進めてしまいました。

マネーロンダリングの疑いに掛けられる

その後もスムーズに手続きが進み、ガーナの鉱山で亡くなった方の遺族として登録され、一旦全額125万ドル(今のレートで約1億3,000万円)を僕の口座に移すことになりました。

僕「125万ドルの35%だから、あと数日で手元に約4,600万円入るんやなぁすげー!」

といった感じで、考えていたのですが、送金の途中で問題が起きました。

計画では一度、口座に125万ドルを全額送金してからダニエルが日本にきて、日本でダニエルにお金を手渡す段取りでした。

補足:さすがに1億以上のお金が個人の口座に入ってきたら、銀行からストップかかります。あと税金の問題も気になるでしょう。

しかし、保険金というのがミソで、保険金だから税金とか法的な所は大丈夫だろう…という先入観を持ってしまい、大抵の人は疑いをもてないでしょう。

また、銀行の支店長という肩書きも上手い。専門家が手続きしてくれているような気になりますからね。

―続き―

しかし、ガーナの銀行から一度送金する際に、日本円に両替する必要があるためドイツの国際的な銀行に送金することになったのです。

ドイツの銀行への送金は速やかに行われたのですが、この時、ガーナ政府の国際機関がマネーロンダリングの疑いを掛けてきたのです。

僕「ヤバい!マネーロンダリングってなんだ?!」

・マネーロンダリングとは

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、犯罪によって得られた収益金の出所などを隠蔽して正当な手段で得たお金と見せかけることで、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為である。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/資金洗浄

僕「マジっ?!犯罪じゃねーか!」

この時のガーナ政府の国際機関がいうには、「マネーロンダリングの疑いがあるので、そうでないと保証する保証書を72時間以内に提出しなさい」とのことでした。

「保証書があれば、すぐに口座に大金が舞い込むんだな!サクッと、保証書ぐらい作ってやんよ!」

海外送金詐欺の渦に巻き込まれる

さて、このような問題にぶち当たったものですから、どうにかして時間内(72時間)に保証書を作成して、提出しなければなりません。

しかし、僕は日本にいて提出先はガーナにあるわけです。そこで、ガーナの銀行支店長ダニエルから提案があり

「ガーナで弁護士を雇って、保証書を作成するから弁護士費用を500ドル送金してくれないか?それが、我々が大金を手に入れる唯一の解決策だ!」

と持ちかけられました。

アホな僕は、普通に送金先の情報を受け取りウエスタンユニオン国際送金サービスを利用して、ガーナに送金することにしました。

大金が欲しい僕「ここまで、来て大金(4600万)を諦めてたまるかー!」

今思うと、本当にアホですね

送金してから、ガーナにいる弁護士(?)がサクッと保証書を作成してくれたのですが、ここでもまたもや問題が起きました。

ガーナの弁護士(?)

「ガーナ政府の国際機関が【ガーナに会社を持っていないためマネーロンダリングの保証書の登録番号が発行できない】といっている。

そのため、ガーナに君の会社を書類上で作って、登録する手段が最適の手段だ。それには、会社登録料金4,300ドルが必要になる。」

と言って来たのです。

4,000ドルというと、日本円で約40万円です。

正直、

(バカじゃね?)

と思ったんですが、それでも大金を諦めきれなかった僕は半額の2,000ドル送金しちゃったんですね。

なぜ怪しいのに送金してしまうのか?

ここでやめたら、今までかけた手間がパアになる…という『損をしたくない心理』が働くからです。

一度、自分があれこれ動いてしまうと、例え怪しくても1%の可能性があれば、言われるがままに払ってしまうのが人間の不思議な心理なのです。

―続き―

とりあえず、残り半分は弁護士が立て替えてくれて会社登録は進んだのですが、この時点で最初にガーナ政府の国際機関から定められていた72時間をとっくに過ぎていました。

その後も、その問題をなんとかすべく、国際機関の要人に賄賂を渡すためにまたお金が必要だとか連絡がきて、お金をまた送っての繰り返しでした

流石に「これは変だぞ!」と思った僕は警察に駆け込んだのですが、時すでに遅し。

日本の警察「海外でのトラブルは、国際的な垣根があるため日本ではどうにも出来ないケースが多いです。そのため、お金はほぼ100%戻ってこないです」

僕「…オワタ

海外の送金詐欺のこういったケースは、まずお金は戻らない。とキッパリと言い捨てられ、僕は約30万円をあっという間に失ってしまったのです…。

知らない人から送られてくる「うまい話」には乗るな!

今回は、Instagramから始まった「SNSでの海外送金詐欺」でした。

普通の人だったら、最初のメーセージのやりとりで見ず知らずの外国人から連絡があっても、相手にはしませんよね?

しかし、人間というのは、見ず知らずの人でもなぜか何回かやりとりをすると、ついつい信用してしまう生き物なのです。

ですので、しっかりとその辺りは線引きして活用する必要があると思います。

また、マネーロンダリングが途中で出て来ましたが、海外では特にこのようなケースは多いです。

漫画「闇金ウシジマ君」みたいな架空口座を作ったりして、お金を管理したり送金したりする行為は犯罪です。

これは、前述した通り違法ビジネスで稼いだお金を、身元がバレないようにしている手口なので、絶対にこのような話を持ちかけられた際には、断るようにして下さい。

最後に、海外の送金詐欺および海外でのお金に関するトラブルでは、

「まずお金は戻らない!」

ということを念頭に置いておいて下さい。

(それにしても高い勉強代でしたトホホ)

おわりに:世の中には様々な海外詐欺がある

昨今の海外送金詐欺は、より簡単に海外送金ができて足がつきにくい匿名仮想通貨(DASH、モネロ等)を使う事も多く、さらに複雑化しています。

「仮想通貨で儲かる情報を教えるよ」といった誘いも多く、仮想通貨をかじっている人は注意が必要です。

さらに、女性をターゲットにした白人イケメン詐欺師による結婚詐欺も、相変わらず被害が多いです。

SNSで巧みにナンパされてお金をむしられたり、最悪の場合、コカインの密輸をやらされて投獄されるケースもあります。

男性は「永住権目的の結婚詐欺」に要注意!

男性の場合は、永住権獲得のためにダシにされるケースが多いですね。

フィリピン人やタイ人など途上国の女性からすれば、日本の永住権は神アイテム。それのためなら、偽装結婚なんてチョチョイのチョイです。

結婚詐欺師はプロですから、色恋営業はお手の物です。

そういえば、海外ライブチャットで美人フィリピーナにハマってしまった人がいましたね…↓

・海外アダルトライブチャットで美人フィリピーナに110万貢いで全財産失った話

こういった詐欺被害に合わないためにも必ず

  • 信頼できる人に一度相談してみる
  • 詐欺の事例を勉強しておく

といった対策を打っておきましょう。

▼ 今回の体験談を書いてくれた方はこちら

・TAKUMA

ブログ:九州男児のぶらり旅
Twitter:@TAKUMA43330075