犬の食事は何を与えれば一番健康に良いのか?犬の体に良い食べ物まとめ

大切な家族である犬には、なるべく長く健康でいて欲しいですよね。

しかし、犬の寿命は人間より短いもの。
特に昨今は、犬を取り巻くライフスタイルの変化によって

『肥満』
『塩分のとり過ぎ(腎不全や心不全の原因)』
『偏食』

など、犬も人間と同じく、様々な病気のリスクを抱えるようになってしまいました。

こういった深刻な病気につながる生活習慣病は、なるべく避けたいものです。

犬をより長生きに、健康にしてあげるためには、飼い主がしっかり健康管理をしなければいけません。

犬の健康にとって最も重要なのが、食べ物です。

しかし、犬には何を食べさせれば一番良いのか、知識が十分でない人は非常に多いです。

知らず知らずのうちに、犬が喜ぶからといって『塩分の強いもの』や『人間と同じ食べ物』を食べさせていれば、あっという間に犬の健康寿命が短くなってしまいます。

犬は、人と違って食事にあれこれ注文をつける事は出来ません。

病気の時は「食べれない」と意志を表示することは出来ますが「これはカロリーが多すぎるから減らして」なんて事は言えません。

犬の祖先は狼ですから、食べれる時に、できるだけ沢山の食べ物を食べる、という本能があります。

「最近、肥満気味だから高カロリーの食事は控えるよ」なんて注文は、犬には出来ませんよね。

ですから、飼い主である人間が、しっかり食べ物の知識をつけて栄養管理をする。これは犬の飼い主の義務であり責任です。

そこで今回は、犬にとって一番健康に良い食べ物について基礎から紹介します。

アフィリエイト

犬の健康に一番良い食べ物はドッグフード

いきなり結論から入りますが、犬にとって一番健康に良い食べ物はドッグフードです。

ドッグフードが一番犬の健康に良い、と聞くと

「いやいや、ドッグフードより手作りの食事の方がナチュラルで健康に良いでしょう?」

「犬の健康のためには、芋や茹で野菜もあげるべき」

と言う人がいますが、それは思い込みであり、人間のエゴです。

犬に手作りの食事を与える事がブームになっていますが、実は手作りの食事は犬の健康には良くありません。

その理由について説明します。

手作り食は塩分が多すぎる

手作りの食事で最も危惧すべきは塩分です。

犬にとって、塩分を過剰に摂取する事は『腎不全』のリスクを高めます。

もちろん、犬も塩分を一切取らない訳ではありませんが、人間に比べると犬はより一層、塩分を控えなければ健康を害してしまうのです。

もともと、犬が狼だった頃は、獣肉にナトリウムが含まれるため塩分は取る必要がありませんでした。

また、犬は嗅覚と聴覚が発達している分、味覚が弱く、個体差はあれど基本的に『苦味があるもの』以外は食べる事ができます。

人間のように、しょっぱいもの、味の濃いものを好む…というのは、犬には当てはまりません。

一方、人間は塩分が多い食べ物を美味しいと感じます。

マクドナルドのポテトや味付けの濃い食べ物など、ジャンクフードを好む習性を見れば、それはすぐに分かりますね。

人間は雑食ですから、塩分を取りすぎても、健康には悪いですが、即座に腎不全になる訳ではありません。

しかし、犬は肉食で、塩分を上手に分解出来ません。また塩分そのものに鈍感であるため、それが有害である事も、犬にとっては理解できないのです。

人間が食べて「薄味だなぁ」と思うレベルの塩分でも、犬にとっては「しょっぱすぎ!」という事になり得ます。

「私は塩分に気をつけて、薄味の手作り食をワンちゃんに食べさせている!」

と思っていても、実は薄味ですら犬にとっては危険な塩分濃度である可能性があります。

塩分過多の食事を続けると、腎臓や心臓に負担がかかるので、腎不全・心不全のリスクが上がります。

ドッグフードを食べてみて下さい。

ドッグフードは、塩分を必要以上に含まないため、ほとんど味がしません。

人間にとってはマズイ食べ物ですが、犬にとっては最良な味付けなのです。

下手に塩分の含まれた手作り食に慣れてしまうと、塩分の強い食事を美味しいと犬が勘違いしてしまい、ますます塩分のある食事を求めてしまいます。

食べ物の匂いに関しては、ドッグフードよりも人間の食べ物の方が旨味が強いですから、むやみに人間の食べ物を与えてしまうと、それを求めるようになってしまうのです。

手作り食の方が、ドッグフードより美味しく食べくれる…これは逆に言えば『最も犬の健康に良いドッグフードを食べてくれなくなるという恐ろしい習慣が身についてしまう』という事でもあります。

手作り食の全てを否定する訳ではありませんが、犬と人間の味覚、および塩分を分解する臓器の違いをしっかり理解しなければ、手作り食は病気のリスクを上げる食事になってしまうということを理解しておいて下さい。

炭水化物・食物繊維の過剰摂取も犬にとって良くない

人間にとって重要な栄養素である炭水化物や食物繊維も、過剰に摂取すると犬にとってはあまり良いものではありません。

炭水化物は、アミラーゼという酵素によって分解する必要があります。

しかし、犬の唾液にはアミラーゼが含まれておらず、炭水化物を摂取しても分解・吸収するには時間がかかります。

また、犬は消化管が非常に短いため、食物繊維を消化するのが大変です。

食物繊維は便通を整えたり、腸内細菌を整える効果がありますが、これも取り過ぎは良くありません。

一方で、犬の胃酸は強い酸性なので、肉や脂肪を消化・吸収することに優れています。

もともと、犬の祖先である狼は獣肉だけを食べて生きてきました。
そのため、肉を噛み砕く牙が発達し、胃酸は肉を消化するのに最適化されています。

米や芋といった炭水化物を含む人間の食べ物は、犬にとってはあまり消化に良くない食べ物であり、与え過ぎは毒になります。

焼き芋など、犬は大好きですが、前述したように匂いに反応しているのであり、栄養面ではそこまで犬にとってそこまで良いものではない…という事を理解して下さい。

焼き芋をおやつとしてあげた事で、炭水化物と食物繊維が過剰摂取になってしまえば、肥満になったり、食物繊維の消化に時間がかかって、満腹でドッグフードを食べられない…といった事態になります。

原則、犬は肉食であり、雑食ではありません。

肉を摂取することに適した体の構造をしているので、犬が喜ぶ=犬の健康に良い、という訳ではないですよ。

犬は毎日同じ食事(ドッグフード)でも飽きない

「手作り食なら、毎日違う食事が出せるから犬も喜ぶ。ドッグフードばかりじゃ犬が飽きる」

という意見もありますが、それは全くの見当違いです。

犬は毎日同じ食事でも飽きません。

「ドッグフードを食べない=味に飽きている」というのは、人間の誤解です。

例えば、犬は眠いときや、お腹が痛い時、何らかの体調不良で食欲が無い時は、食事を残します。

それを「ドッグフードに飽きたのかな?嫌いになったのかな?」と勝手に勘違いして、人間の食べ物を与えてしまうと、犬が勘違いをします。

「ドッグフードを残すと、より美味しそうな匂いがする食べ物をくれる」

と学習してしまうのです。

そうすると、ドッグフードを残して、匂いの強い人間の食べ物を要求するようになり、飼い主は「ドッグフードより人間の食べ物が好きなんだ」と勘違いして、手作り食オンリーになってしまうというサイクルに入ってしまいます。

同じ食事を食べると飽きる、というのは人間の考え方です。

私たち人間は味覚が強いですから、同じ食事を続ければ飽きます。

しかし、犬は人間ではなく動物で、食事は生きるため、栄養を補給するために行います。味覚を楽しむためではありません。

人間の基準で考えてしまう事は、今すぐやめるべきです。

なぜドッグフードは犬の健康に良いのか?

ドッグフードは、犬に必要な栄養素をバランス良く兼ね備えた食品です。

肉に含まれる動物性タンパク質を中心に、ビタミン類。魚に含まれるDHA・EPAなどが配合されています。

それでいて、犬にとって病気の原因となる塩分や炭水化物の過剰摂取が起きないよう、なるべく控えめになっており、手作りの食事では難しい『犬にとって最適な栄養配分』になっています。

ドッグフードをキチンと食べていれば、食事が原因の病気になるリスクをグッと減らす事が出来ます。(ただし、おやつを大量に食べさせたり、塩分が強い人間の食べ物を与えれば別です)

さらに、日本やイギリスなどでは犬種や年齢に応じたドッグフードを販売するなど、ドッグフードの質に関しては非常に高い水準にあります。

ドッグフードを食べさせる上で、一番気になるのが添加物や保存料ですね。

ナチュラルな物を食べさせたい!という事でオーガニック野菜だけを手作り食で与える人もいますが、ドッグフードに使われる添加物や保存料は、犬にとって有害なものは使っていません。

添加物・保存料がワルモノになるのは、テレビや雑誌が攻撃しやすい…いわゆるレッテル貼りがし易いからであって、必ずしも悪いものではありません。

もちろん、粗悪なドッグフード(中国産の激安品など)には、犬にとって良くない添加物が含まれています。

しかし、日本やイギリスなどペット先進国のドッグフードであれば、ドッグフードの研究が進んだ今の時代、そういった犬に良くない添加物・保存料は使用する意味がありません。

添加物や保存料を目の敵にして、肝心な栄養素や塩分に目を向けない飼い主は非常に多いです。

犬の健康にとって一番大事なのは『犬に最適な栄養バランス』です。

その点に気を配って、人工の添加物や保存料を使用しない質の高いドッグフードもありますが、そうでない普通のドッグフードでも基本的に安全なので、気にする必要はありません。

ドッグフードの原材料について、詳しく見てみましょう。

炭水化物を含む原材料

犬のエネルギー源となる炭水化物ですが、ドッグフードにおいては主に穀物が安価なので利用されています。

トウモロコシや小麦、大麦、米、マイロ(トウモロコシの一種)などです。

穀物は肉食である犬にとって、少し消化しづらいため、価格帯の高いプレミアムフードでは穀物を利用していない事が多いです。

穀物が入っていない事を「グレインフリー」と言います。

しかし、一般的な価格帯のドッグフードでは、穀物が炭水化物を含む原材料の中心となります。

穀物=犬の健康に良くない…という訳ではありませんが、グレインフリーの方が犬の身体に優しく、肥満を防ぎやすいです。

ちなみに、人間のように「糖質制限」を行って、米や穀物を一切取らず野菜とタンパク質だけを摂取するライフスタイルは、犬にとって良くないので絶対に避けて下さいね。

炭水化物は、あくまで取り過ぎが肥満などを引き起こすのであって、全く取らないとエネルギー源が無くなり元気がなくなってしまいます。

タンパク質を含む原材料

タンパク質には二種類あります。動物性タンパク質と植物性タンパク質です。

動物性タンパク質は、チキンなどの肉類が原材料になります。
植物性タンパク質は、大豆ミールやコーングルテンミールが原材料になります。

コーングルテンミールとは、トウモロコシを加工した時に副産物として出来る食品の一種です。

肉食である犬にとって、動物性タンパク質が好ましいですが、原材料を肉類だけにすると価格が高くなってしまうため、植物性タンパク質を組み合わせてバランスを取っています。

プレミアムフードですと、動物性タンパク質の比率を高くして、より犬にとって消化のし易い原材料になっている事が多いです。

脂肪を含む原材料

脂肪は、豚油、牛油などの動物性脂肪。
大豆油、ひまわり油などの植物性脂肪が使われています。

脂肪は、犬の食欲を促進する匂いのもとになるので、ドッグフードへの食いつきを大きく左右します。

質の良い油を使ったドッグフードは、犬も美味しく食べてくれます。

逆に質の悪い油だったり、ドッグフードを放置して酸化してしまうと、犬は食いつかなくなります。

ドッグフードの中には動物性油脂と書かれている物がありますが、何の動物の油か明記されていないものは注意が必要です。

ちゃんとした油を使っている場合は、動物の名前が書かれています。

(例:鶏レバー油、サーモンオイルなど)

ビタミン、ミネラル、オメガ3脂肪酸などの原材料

犬にとって充用な三大栄養素は、上記の3つですが、それ以外にもビタミン、ミネラル、オメガ3脂肪酸などの栄養素も犬の健康には大切です。

ビタミン、ミネラルは果物や野菜、海藻などが原材料になります。

オメガ3脂肪酸は、魚に含まれるDHA・EPAといった栄養素です。魚が原材料になります。

実際にドッグフードの原材料をチェックしてみよう

ドッグフードの原材料は、すべてパッケージの裏に書かれています。

原材料は「ペットフード安全法」によって全て明記することが義務付けられているので、しっかりチェックしておきましょう。

それでも、どうしてもドッグフードが犬の健康に良いことが信じられない人は、獣医師に聞いてみて下さい。

獣医師が勉強会や講習会で「犬にとって良い手作り食」について語ることは無い…という事実を考えれば、答えは火を見るより明らかです。

ドッグフードをしっかり食べさせる事が一番犬の健康に良い

1860年にドッグフードが誕生して以降、ドッグフードは進化を続け、今では犬の健康に最適な総合栄養食になりました。

その結果、犬の長寿化が進んでおり、通常では10年~13年しか生きられない犬でも、日本やイギリスでは15年~20年も生きるようになってきています。

犬に健康でいて欲しいならば、犬が動物であることをしっかり認識して、そのルーツである狼の習性や体の構造をしっかり理解して食事を与えましょう。

「うちのワンちゃんはグルメでね~。美味しいものいっぱい食べないと満足しないのよ」

なんて愉快な発言をしている人は、もっと犬について勉強すべきです。
犬は家族であり、動物であり、生き物です。

人間の勝手な思い込みで、塩分の強い食事を続けて、腎不全になってしまう…これほど犬不幸な事はありません。

文字通り「命を預かる」のですから、しっかり犬について勉強をしてから飼育を開始して下さいね。

関連:犬の飲み水に水道水やミネラルウォーターは危険。ピュアウォーターが一番です

素敵な男性との出会いを探すなら、勇気を出して自分から飛び込もう!
完全無料のマッチングサイトはこちら↓
アフィリエイト

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする